ふぁ~…今日も寝不足だ~…
毎晩夜間授乳お疲れ様。ところで母乳とミルクってどちらが楽なんだろう?
早速結論だけど…正直なところどちらも大変…^^;でも母乳もミルクもそれぞれのメリットとデメリットがあるから、自分のライフスタイルに合う方を選択していけばいいと思うよ。
どちらも一長一短なんだね。
そうそう。それぞれのメリット・デメリットを経験談をもとにまとめてみたよ。
完全母乳のメリット① 泣いたらすぐに授乳できる
特に夜中は、抱っこしてすぐに授乳できるので寝ている子や夫に気を遣わずにすみます。
またなんとなく口さみしそうな時や、間をもたせるために少しあげたいときなどミルクを作るまでもないという時にあげられるのは大きなメリットです。
完全母乳のメリット② コストがミルクに比べて安い
缶のミルク代が1ヶ月約4缶、およそ約1万円弱かかることに比べたら完全母乳育児は安いですが、かかる費用は0(ゼロ)ではありません。
ちなみに完全母乳でかかるコストは下記の通り。
- 母乳パッド
- 乳頭保護クリーム
- ノンカフェインの飲み物など
- 搾乳機
- 母乳外来
- その他授乳服
乳頭保護クリームは最初の1ヶ月くらい塗っていましたが、そのうち使わなくても大丈夫になりました。
でも完全母乳はとてもお腹がすくので、食費が多くなります…^^;
完全母乳のメリット③ お出かけの時の荷物が少ない
外出時に授乳ケープさえあればどこでも授乳できます。
どこかに旅行で宿泊する場合も何も必要ありません。
おむつや着替えなど、赤ちゃん連れの外出は荷物が多いので助かりますね。
完全母乳のメリット④ 母乳を飲んでいる赤ちゃんが可愛い
授乳枕の上で横向きになった母乳を一生懸命に飲む赤ちゃんの姿って、母親にしか見ることができない特別な姿です。
哺乳瓶でミルクを飲んでいる姿も可愛いですが、また違う可愛さがあります。
たまに目が合ってニコッと笑ってくれたりするとなんとも幸せな気持ちになります。
完全母乳のデメリット① 体に負担がかかる
母乳は、母親の血液と水分でできているので母乳をあげているときは疲れやすいです。
また初めは夜間も3時間おきに起きるので、寝不足と体の養分がぬかれて朝起きた時はフラフラになります。
授乳の態勢の影響で、頭痛や肩こりなども起きて結構辛いです。
助産師さんからのアドバイスですが、授乳後にはコップ1杯の水を飲むようにしていました。
完全母乳のデメリット② 乳腺炎のリスクがある
乳腺炎は片方だけ飲んで寝てしまったり、離乳食が始まったりして母乳の需要と供給が合わない時に起こりやすいです。
母乳外来でマッサージをして解決しましたが、母乳外来は保険が効かずだいたい8,000円程かかり、その度になかなか痛い出費に…。
ママの体質にもよりますが、乳腺炎は痛いし熱も出るしとても大変です。
1人目が3カ月くらいの時に乳腺炎になり、高熱を出し2日ほど寝込んだ時は辛かった…。2人目の時は産まれてすぐに乳腺炎になりそうな気配を感じたので、退院後すぐに母乳外来に行きました。
完全母乳のデメリット③ 他の人に預けられない
離乳食が始まったり、混合の場合はそこまで気にしなくて良いのですが、完全母乳で育てている赤ちゃんは長時間夫や家族など自分以外の人に預けられません。
妊娠後期は体が重くなかなか美容院や歯医者などなかなか出かけられなかったと思うので、出産後行こうと計画していても完全母乳だと結局もう少し後になってしまいます。
1人目の時に美容院に行けたのは産んでから3か月後でした。
完全母乳のデメリット④ 洋服やパジャマが母乳で濡れる
母乳過多の体質の場合、2,3時間でパンパンになってしまうことも…。
特に夜間などで授乳の時間があいてしまうと、パジャマが母乳でびしょ濡れに…。
搾乳しすぎると余計に作られてしまうので加減が難しいです。
また母乳パッドを外し忘れて洗濯物と一緒に洗ってしまうこともあるので注意。
2回程母乳パッドを洗濯してしまい洗濯物が小さい白いチリまみれになりました…。
完全母乳のデメリット⑤ 好きな洋服を着れない
人によっては気にしない方もいるとは思いますが、私は前開きの服でないと授乳がしにくくて仕方ないです。
また寝ながら授乳する場合は前開きパジャマの方が楽です。
前開きの服のデザインは限られてしまっているので、なかなか着たい服がみつからず苦労します。
結局気に入った何枚かをヘビロテです。
完全母乳のデメリット⑤ 食べ物や飲み物に気を遣う
妊娠中もアルコールを禁止していたり、カフェインを気にして飲まなかったりと色々制限がありましたが、母乳育児だとそれを継続しなければなりません。
さらに飲み薬や、予防接種など赤ちゃんに影響の恐れがあるものは控えなければなりません。
私はコーヒーやお茶が大好きですが、1日1,2杯と決めていました。
無印良品の黒豆茶ととうもろこし茶はノンカフェインでも美味しいのでストックしています。
ミルクのメリット① 夫や家族に預けられる
ミルク育児なら何時間でも夫や家族に預けることができます。
またママが体調を崩したときにミルクなら授乳を気にせずパパに面倒をみてもらえるので安心です。
ミルクのメリット② アルコールやカフェインを気にしなくて良い
ミルクで育児をする場合は飲食自由です。
アルコールやカフェインを気にせずに楽しめます。
また薬などもミルクなら赤ちゃんに移行することがないので安心して飲めます。
ミルクのメリット③ 赤ちゃんが飲んだ量が分かる
母乳で育児をしていると、どのくらい赤ちゃんが飲んだのか分かりにくいですが、ミルクだと一目で分かります。
その結果次のミルクの時間は〇〇後などの計画が立てやすいです。
ミルクのデメリット① コストがかかる
筆者の第2子の場合ですが、完ミに近い混合で毎月1万円程ミルク代でかかっています。
1週間に810gの1缶が空になります。
赤ちゃんのことを考えて新鮮なミルクをあげるように心がけています。
飲み残しや作っても全く飲まない時などは泣く泣く捨てています…(泣)
ミルクのデメリット② 夜間の授乳が大変
赤ちゃんが夜中起きると、夜にミルクを作らなければいけません。
夜間は寝ぼけてミルクを何杯入れたのか分からなくなったり、熱いお湯でやけどしそうになったりします。
また夜中に赤ちゃんを何分も泣かせなきゃいけなくなるので、泣き声も気になります。
せっかく作っても全部飲まずに寝ちゃったりと思うようにいかないことが多いです。
後片付けなどをしていると次の授乳時間になってしまうことも…
ミルクのデメリット③ 外出時の荷物が多い
ミルクのために必要な物は下記になります。
- 哺乳瓶
- 哺乳瓶乳首
- 熱湯
- 湯冷まし
- 哺乳瓶消毒セット
- 哺乳瓶用スポンジ
- ミルクの缶
自宅なら置いておけばいいのですが、外出時にこれだけ持っていこうとすると結構な荷物になります。
家でミルクをあげてから出かけたとしても、外出先でちょい泣きしたときにミルクがないと困った…なんてことも。
結局完母と完ミはどちらが楽なのか?
冒頭にもお伝えした通り、どちらも「一長一短」でどちらが楽かは簡単には決められません。
ママのライフスタイルによって母乳の方が良かったり、ミルクの方がよかったり。
筆者は体が楽なのはどちらかというとミルク育児かなと感じますが、ミルクにはミルクの大変さがあり完全母乳育児には完全母乳育児の大変さがあります。
みなさんも上記のメリット・デメリットを参考に自分のライフスタイルに合っている授乳方法をみつけてくださいね。
ご自身が少しでも楽な方を選択していきましょう^^